原点回帰

愛おしくってごめんね

手帳を買いました


きみが「すごいお気に入り」だと言った、あの衣装に似た色。
「自分がジャニーズだなーってすごい実感する」と言っていた、最初の白色の羽根がついた全身水色の衣装。


その水色に似た色をした手帳を買いました。

 

水色の手帳なんて、まったく趣味じゃありません。
人生で一度も、水色の手帳なんて買ったことがありません。
持ち物でも、水色はおろか、寒色だってほとんどないでしょう。
それでも、一目見て、ああ、あの衣装の色だって思って、即決でした。

 

水色の手帳は、暖色の物に囲まれた私の部屋ではひどく異質です。
どうしても目につくのに、この手帳を見るたび、きみのことを思い出しては寂しくなってしまうのでしょうか。
たとえそうだとしても、その寂しさを正面から受け止めようと思うほどには、アイドルのきみが大好きなのです。
だから、君がお気に入りだというあの衣装に似た色の手帳を選びました。

 

まだまだ、きみが一度は夢見た未来を信じたい気持ちが、どうしても消えません。

 

 

 

 

さよならは終わりではなく、再会の合言葉なのです!
きみはそう綴っていましたが、もしもお別れだというのなら、「さよなら」を言うことすら叶わぬわたしたちはどうすれば良いのでしょうか。