原点回帰

愛おしくってごめんね

一年前のラブレター

 どうしても担当してみたかった彼のラストステージから、なんと一年も経ったそうです。
思い出すだけで今もなお新鮮に落ち込めるのですが、
そろそろわたしの中の未練も成仏させてあげないとなあとも思います。
フォロワーさんに背中を押されて、一年前の渾身のラブレターを晒します、笑って下さい。

彼に届いてたらいいなあとも思うし、
届いていなかったらいいなあとも思います。
心配しているわけではないけど、いま、幸せであればいいな。

 

 

 

かねうちとうまくん。

こんなにも、世にはばたいてほしい、もっと大きなステージでたくさんのファンに囲まれて歌い踊る姿を見たい、と願ったアイドルは、人生で初めてです。

「10年後どうなっていたい?」
というアイドル誌での質問に、「幸せであればそれで!」と答えていたきみの幸せを、心から願っています。
本心から偽りなくそう思っていますが、多分、ずっとずっと、それこそ一生、寂しく思います。
ステージ上できらきら輝いてほしかったきみが、自分で違う道を選んでしまったであろうことが、どうしても寂しい。そうせざるを得なかった現実が、どうしても口惜しい。
きみというアイドルを失った世界に対する寂しさは消せません。

きみが大好きだった関西ジャニーズJr。
きみが言ってくれたように、彼らの夢の道しるべになってあげたいです。
それでも、きみが願ったように、きみのいない関西ジャニーズJrを応援できるようになるまで、まだまだ時間がかかりそうです。
だって、私はきみの夢の道しるべになりたかった。
他の誰でもない、器用で不器用なきみの、夢が叶う所が見たかった。
きみが言ったように、「デビューして、追いついて追い越す」未来が見たかった。

もしも、これが長いお休みなら、戻ってきてくれたら。
どうしてもそう願ってしまうことを許してね。
でも私がすきになったきみは、戻ってきてくれるような子じゃないとも思ってるんだよ。

嘘がつけないまっすぐなきみは、最近はどこでだって、未来のことを口にしませんでした。
目標も、抱負も、ぜんぶ漠然としてた。
それでも、春松竹の鬼気迫るパフォーマンスで、もっと大きなステージで歌い踊るきみがみたいと、強く願ってしまいました。
だからこそ、アイドルのきみがいなくなってしまうことが、寂しくて寂しくてたまりません。

私は、きみ以上に「応援したい」と思えるアイドルに出会えそうもないです。
ひとつ道を選んだことを、おめでとうと笑って祝福してあげたいのに、もう二度ときみと道が交わらないことに、今は寂しさがつのるばかりです。


それでも、自分の長所を「自分でいうのもあれやけど、他人に尽くせること」だと言ったきみが、自分で自分の為に選んだ道。
これまでと同じく努力を積み重ねて成長する未来を、陰ながら応援しています。
きみが選んだその道で、きみが、きみなりのきらきらしさを持って、輝いていられますように。
私の言葉が道しるべとなってくれるよう、願ってやみません。