原点回帰

愛おしくってごめんね

今日、入社6年目を迎えるはずだったあの子へ


2009年4月3日。
12才のきみは、きらきら光って華やかにみえる、アイドルの世界に足を踏み入れたそうですね。

2015年4月3日。
18才のきみは、きみが選んだであろう新しい道で、一歩を踏み出そうとしているところでしょうか。

あの日ステージの上で泣いたぶんより、さらに多くの幸せが降りそそぐ道でありますように。

 

 


3月31日、千穐楽のあの日から、きみの名前すら書けずにいます。
「あの子」だったり「きみ」だったり。
そうと分かるように書きながら、きみの名前は出せませんでした。今でもそうです。
名前を出してしまったら、ほんとうにきみがいなくなってしまうようで怖かったからです。

一日一日と、きみというアイドルの足跡が消されていってしまっているようで、途方に暮れています。
私の中には、こんなにもはっきりときみがいるのにね。


本当は、今日言おうと思っていた言葉がありました。

入社6年目、おめでとう。
今日からきみを、『担当』と呼ぶことにします。


本当は、そうやって今日をお祝いしたかった私は、まだまだ寂しさに溺れています。
いつまでもこんな気持ちでいたくはないのだけれど、きみというアイドルがだいすきだったから、全力で寂しがります。
寂しがって寂しがって寂しがり切ってから、きみの新しい門出を、全力でお祝いしましょう。

その時には、きみの名前を呼ばせて下さい。

 

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